星の雨/kaz.
苦労ばあ、
クロウバァの呪いがぬくもりに変わる、秋の午後、
夕闇に揺れて星空は空でなくなり、雨に変わる、星の雨、
その雨に打たれてクロウバァは葉を落とす、一枚、二枚、三昧と、
四枚目は? 知らんな、オーフィリア。
平行世界にある礎の向こう(無効)の岬の中で、
僕らは悲しげなメロディを聴いた、非愛の歌の、不在の声の、魂の、百までの、
水面に移る星の雨は、やがて雪となり我々に向かってくる、
ああ、夏だというのに、なんと涼しいんだろう、
水ストレスで枯死した樹木の群れを見やる、あれにはマツノザイセンチュウが繁殖している、
一角には雨、雨には一角、一角獣、一角樹う、一角銃、もうなん
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