灼熱の太陽/水素
どこへ行ってもすぐに思い出せる
時が止まった時に溢れる動き
時が進んだ時に繋ぐ静けさ
何も見えないところまで走って行って
消えそうなものを見つけてみて
暗そうなところにも、明るそうなところにも
いつも闇が湛えている、光が満ちている
そのどちらもが尊い
そして晴れやかで、清々しい
夏にも秋の風を浴び、
冬にも春の温かみを浮かべる
この誰もが持っている頭のその中に
なにも押し込めてはいないはず
すべて自然でいるはず
人間は無垢なのだから
どこへでも望むところへ
自由へ向かうのだから
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