現代詩フォーラム ランダム道中千人斬り 其の四拾弐〜其の五拾五/熊髭b
 
した世の中だけに、洒落た口上、かたじけない。
背負って立つなんて、大仰なものじゃないけれど
俺はとりあえず受け入れて、バランスとって、洒落ていたい
と思うわけだ。
それで何がしたいのかって言われれば
俺はただ単に、生きやすい世間に暮らしたいと思うだけ。
だからそのためには、自分を晒して、ちょいと一肌脱ごう
って感じかな。
俺は別段に詩を読むことが好きなわけじゃないんだけど、
袖すり合うも他生の縁って言うからね。
それに詩だって少しでも面白くなれば、波及するものはあるんじゃないかとかさ。
とりあえず、底上げでも、シークレットブーツでもいいじゃないか。
こうやって、ひとのぬくも
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