新々石器時代/レタス
 

灰かぶりすべてがもどる海と山

鉄クズを研ぎ澄ましては夢をみる

縄文の炎のごとくわれ焼き尽くし

オレンヂの熾火に酔って明日想う

犬を追い猫を追いては天地を駆ける

醜きを払いてなおもおなご抱く

降り続く黒い雨にも希望を抱く

あの朝の記憶にのこる立ち食い蕎麦

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