青春の輝き/
斎藤 九
君は唄う空高くに
私はその傍らメロディーを口ずさむ
彼女は笑うその声たちに
彼は目を伏せて詩を感じている
切り取った一辺に爽やかな空気が流れる
時空に穏やかな日々連なる
永久などなくてもいいその一瞬の為に
優しさを無理に見出す必要もなく
感情に任せて言葉連ねる必要もなく
まだ語れない愛を語らなくても良い
君たちがそこにいる、それだけで充分なんだ
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