bom/くるす
 

歩きなれてる道が
私を飲み込む波に見えるの 
 黒い波に
 
 「会うかもしれない」 
 その淡い期待
 この苦しい想い
 言ってしまいそうになる
 
 覚えきれないほどの 
 人たちの
 通り過ぎる道 道 道

 たまらなく怖くて
 怖くて
 意地で、そ知らぬ顔で前向いて歩いてたけど
 本当は
 今にもその場にへたりこんでしまいそう


 ああ 
 ああ

 なんて長いのかしら
 なんて短いのかしら
 どうして苦しいのかしら
 どうしてたって抜け出せないみたい


 ああ
 ああ


 穴があったら入りたい
 海があったら沈みたい
 


 たまらないわ、
 好き









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