分離される客体/
じぇいぞろ
ボクの有期体が分離し、
ボクでないものは分離される。
相関性が逆転し、ボクが抜け殻になる。
命がけのパラダイムの跳躍を経て、
コンテクストの意志そのものとなる。
隠喩は顕在化されない幻を現存化し、
意味を変容させる。
収録語数が増えると、編纂者が嘆く。
文字は、紙片から、記号論から、
形式化から、開放され流暢に泳ぐ。
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