星見/
ケルリ
むこうの木々が 影になり
すべてのものが 暮れなずむ
なにかをみることを忘れて
貝のようにとじたまぶた
ずっと ずっと まっていた
やさしいひかりの ふるのを
地表を背に ねころがって
めざめる星ぼしを みつめる
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