うんこの詩/宮木理人
気分の浮き沈みは程度の差はあれ誰にでもあることで、それに対していちいち自分で反省したり凹んだりしてはいけない。
「なんでこんなにすぐ落ち込むんだろう」とか
「自分はなんて弱いんだ…」とか
そんな感情を抱いて、潰れてしまう必要は本当はまったくない。
それはうんこをして凹んでいるようなものだ。
「こんな汚いものを出してしまった…」
「こんなもの、人に見せられない…」
それと一緒だ。
うんこは誰でもするだろう。
そしてわざわざ人に見せなくてもよい。
だけど自分で処理しなくちゃいけないね。
子供の頃は自分でどうにもできなくて、お父さんやお母さんにうんこの処理を手伝ってもら
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