現代詩クレームセンター/左屋百色
 
もしもし?
あのさぁ、さっきね、
そちらさんの現代詩を読んだのよ、
そしたらさぁ
まったく意味わかんねぇのよ、
特にさぁ、
途中にやたら出てくる比喩?
あれ比喩だよね?
青すぎる頭の上で
虹が雲を斬るとか斬らねぇとか
あの部分さ、何なの?
いつの間に雨止んだのよ、
つーか、こっちからしたらさぁ、
そもそも雨降ってたのかよ!
てな話じゃん。
おかしいよね?
一連でさ、晴れた空に小さな鳥が、
低空飛行して、、、だっけ?
なんたらかんたら書いてあるよね?
あれ何?作者が小さな鳥って事?
そういう事なの?
だとしたらさ
いつから飛んでたのよ、
急すぎるよね?
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