短詩形変・夜/
大山猫
けかちなる異語の響きし明け方に青く飢えたり独り在る我
ぬばたまの夜の水床白き背を啄み辿る年魚の如くに
姫君は蛇と化すらし滑らかなその身を誰に巻きつかせしや
黎明に神は失せたり残されし衆生の寝言invincible
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