あたたかな詩は/
もっぷ
あたたかな詩は
やさしいてのひら
わかっているこころ
わたしを撫でてください
見知らぬひとの
年輪を刻んだ気持ちが
真風(まぜ)だとして
風速は三メートル
命綱を茶碗に
あいうえおの
稲の笑む国で
悩み迷い尽きずとてのひら
悩み迷い尽きずとこころ
言葉には持ち主がある
※イナエさんへのオマージュとして
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