エクスプレス・ガール/
捨我
彼女は旅立つ行き先も告げず
先頭車両に飛び乗って
突如と旅立つ見送りもつけず
ひとり孤独にひどく遠くに
時速100?に取り残されて
言いたいことも言えぬまま
胃痛い日々も癒えず
まだ
残したる思い出だけ
僕にのしかかる
重いね
落ちつくころには追いつくだろう
踏み切りの向こう側
遮断機に紛れて
あの娘の残像
呼んでる気がした
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