狂おしく嘘をつく/もっぷ
 
一人称、「生きて」いる間の永遠
/午前七時、ぼくはあなたに見出す
ぼくを失いかける「きみ」は誰なのか
青く、暗い部屋で少し俯きがちに
ほどかれたい一心で待っているしかし
気がついてもらえない/やがて結ばれる靴紐
/ぼくは決して生きている(希望と希望と)
きみからの約束を「きみ」からの約束を/
(光りが また 届かない ここ)

一人称、生きている間の「永遠」
/風はいつでもぼくと似ている(等しい)
「確かにその靴紐を結んだのか」今朝/
「確かに」白日/(安堵して)日没

  シチューなら何でも好きです
  ちいさな畑を持っているんです

呼びかけたい、きみ宛てに
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