ACIDMAN/葉leaf
る。美しくあるために弱くなるということ、その抑制の力は、届けるために強くなるときと同じだけの強さを持っている。世界の響きは下降し具現化し、WORLD SYMPHONYを奏でるための雑務をこなし始める。それはあなただ、世界として投じられた概念に最も強く結びつき、響きとして注ぎ込んだいくつかの開花をもたらして、夢として形成された固形物を握りしめては収集する、それはあなただ。太陽はいくつもの光路をあなたに至らせようとして失敗した。だがあなたは太陽の熱を証明し、僕らは太陽の光を承認した。あなたと僕らは境を接していて、その境に世界があったり祈りが飛び交ったり証明する力が巻き起こったりしている。僕らとあなたが、一人称や二人称という主体の問題や語りの問題、関係性の問題を超越したとき、そこにはACIDMANがいつでも佇んでいる。僕らは人称を持たない。あなたも人称を持たない。人称を持たないものとして証明され肯定されるとき、そこには必ずACIDMANが佇んでいるのである。
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