トワイライト症候群/
捨我
日の暮れる校門
慣れたそぶりで君を待つ
涼風に揺れる松
過ぎゆく気配がしてる夏
西日の差す帰り道
君は途切れず喋ってる
空洞の瞳で語る空想は
半壊してて難解だけど
君はたとえ話が下手で
ヒロイン気取るのが得意で
理解しようと努力する
僕はいいやつなんだと思う
蝉時雨散る寂しい暮れ
君は飽きもこない様子
金木犀の香りが漂ってる
僕は秋の来る様子にただ酔ってる
戻る
編
削
Point
(0)