感情の川/
たいら
時に穏やかなせせらぎのよう
時に荒れ狂う急流のよう
感情を川に例えたとき
浮かぶのは一つの疑問
どこから来てどこへ流れるのか
何が雨でどこが海なのか
心の正体、魂の在処
自分のことを何も知らない
それでも川は流れ続ける
行き先など知らなくとも
時に濁り涸れようとも
どこからかきっと雨が降るから
また満たされるから。
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