深夜NHKのMUSICBOXは/nemaru
 
合法的なる人生的なる
我が妻の首の欠如した屍体は
早朝
食卓の白い皿の上に
光る

註1 広島市基町にある。各方面行きのバスが入り乱れる。日常、私はここを利用しない。
註2 バスセンターのコンクリートの床はいつもぬれていてつるつるする。
註3 私は毎年東京へ転勤希望を表明するが、聞き入れられず遂に四年が過ぎた。
註4 私はこのところ毎日脱糞に困難を感じる。
註5 私の詩について述べた大岡信氏の文章の一節。氏は私が欲望から逃げ廻っていると非難している。
註6 終戦直後の思い出。
註7 カラハリ砂漠のあるベチュアナランドはこの(一九六六年)九月に独立するという。



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