そらのかけらなんて/祐伸
現実はタイミングを逃した
理想はコーヒーの結晶になった
埋め尽くされる昨日の海を
僕はただ静観するだけの人
固まった塗料で
明日の絵
を描いた
見映えもしない
標本だったって事はいえないね
また夢を見たくなりだして
明るすぎる空を見下した
君はもう僕を捜さないで
そらのかけらとかは
その方が見付けやすい
とりあえず の行方はあの川を越え
暮らしてた場所も飛んでいった
夢見が悪いという理由で
寝癖を空気で梳いたんだ
上昇気流まで
一番の近道で来たつもり
噂に聞いた 北斗星?
夜に見たいだけ
夜の波はぐらついていて
三日月の灯りは屈折して
君はもう僕とは逆さまで
空
なんてうざったい嘘を付いてきたんだ
Songs by Daystar
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