微熱/
ときたまこ
懐かしい思い出を泳いでいる時
ときどき熱がでる
はっとして目を覚ます
喉が渇いてるのがわかる
君が僕に近づいてくる
そしてそっと触れてくれる
赤くなった僕のほっぺを
君はみょーんと伸ばす
困ったような僕と
楽しそうな君で
僕らは二人だった
二人でずっと笑い合っていた
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