/炬燵
 
真っ白な紙の上に一筆だけなぞる

その瞬間

真っ白が一筋の線になる

その一筋の線は無限に広がる無数の可能性と

同時に現れる無数の制限を産み落とす

何処に向かえばいいのかどうすれば良いのか

考えても答えは出なかった。



自由なはずなのに其処には不自由が充満している。

思い描くイメージを崩しさる

時間だけが流れた

広がる才能に私は絶望すらする

そう、非凡なあなた方は凡人には毒だ
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