「だいじょうぶ」 2014.10.15 (9首)/もっぷ
 
ただ待ってる何の予定も無い部屋でたとえば電話鳴るの待ってる


きみ在りし日には月並みだったねと幸福にいま謝っている


さよならもありがとうもない臨終を待つだけかなとほんとを想う


死の意味は掴んでるはずみてるから「強がってるね」誰かゆってよ


誰ならば迷惑しないか週末に暦の孤児が電話かけても


茜音色わたしが書くと夕空とわかってくれるブログ友だち


ほんとうはすごくつらいよ毎日がほんとを言うとほんとうざいよね


暇してるパーキングばかり飽きもせず増えるけれどもここ「大都会」


さよならに慣れているから大丈夫いちいち聞かずにわかるさよなら


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