温/黒髪
人間は死ぬべきで
魂が丸くふくよかで
私自身の想像を越えた光をすべてのものに
与えようとする狂ったベイビー
私は思ったことがない
私の死に対して
冷たいことなんて
与えられた時からずっと決まっていた
血と涙によってつながっていた
宇宙との交信が
人類が他の星に行っていない時にだって
もう私の血は温かいということに
決まっていたのさ
気が狂っているという状態
想像できるかな
私は糸で操られていたでくのぼう
ただ苦しみにあえいでいた
だから今は
すべてを許して忘れたい
感情が走るたびに背筋が凍る
あゝ君よ
何を知っているというの
私を拒絶しても
君はきっと平気なんだね
わかりづらいストーリー
その分魅力的ストーリー
愛をあげるよ
みんなあげるよ
どうせあの世にまでもっていけやしない
塵になっても大丈夫
永遠に大丈夫
君は一人ぼっちにされてなんていない
いじめられてなんていない
私の世界では
君の世界では
どうなのさ
腹一杯の愛
降り注げ
宇宙を変える力
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