and so on/kaz.
miserable now
in my life
サトウカエデがしなだれる頃に
秋はめぐる
雪を待ちわびていた人々が
火の中に消えていく
文字通りに
なると思えば大間違いだ
まずは大間違いからはじめた
キルへ・ホッヒの管から伸びた
朝焼けを穏やかに笑え
「クラムボンは、笑ったよ」
「クラムボンは、かぷかぷ笑ったよ」
「知らない」
「クラムボンは、死んだよ」
「クラムボンは、殺されたよ」
「なぜ殺された」
「知らない」
一回一回シャワーを浴びて
児童虐待の悲鳴が聞こえる
モノリスフィア、種々の声が聞こえる日に、
僕はコンタクトに詩を書いている
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)