and so on/kaz.
 
miserable now
in my life

サトウカエデがしなだれる頃に
秋はめぐる
雪を待ちわびていた人々が
火の中に消えていく
文字通りに
なると思えば大間違いだ
まずは大間違いからはじめた
キルへ・ホッヒの管から伸びた
朝焼けを穏やかに笑え

「クラムボンは、笑ったよ」
「クラムボンは、かぷかぷ笑ったよ」
「知らない」
「クラムボンは、死んだよ」
「クラムボンは、殺されたよ」
「なぜ殺された」
「知らない」

一回一回シャワーを浴びて
児童虐待の悲鳴が聞こえる

モノリスフィア、種々の声が聞こえる日に、
僕はコンタクトに詩を書いている
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