円卓/鵜飼千代子
 

説の詩人がまだ生きていたりします
生きているうちに会って
鬼籍の詩人でも近しい人に会って

ご馳走になって読み解き、
次世代に繋げることはひとつの役割です

「円卓であれ」は、
商売の邪魔になるので嫌気にされましたが
仕事ならそうだろうけれど
自分の人生を差し出して
奉公する良し悪しについて考えます

やればやっただけの見返りもあるのでしょうが
している方には心より感謝の言葉を述べますが
最愛の息子は、
そんな捨て金のような事に人生を使って欲しくない
大切だから

渦巻くさまざまなことが
それぞれの覚悟のもとに
少しずつ噛み合って
大きな流れになれたのなら

わたしの処女詩集も昇華すると思うのです
後悔していません










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