変態的純恋歌/
四角い丸
ひょうひょうとして口笛を吹く君の
尖らせた唇の先で
さっき僕が吐いた息が震えている
頬を火照らせ走る君の流した汗は
やがて蒸発して
巡り巡って僕の汗へと
一億分の一で構わないから
僕の細胞を君に
そうして君の一億分の一を僕に
ひょうひょうとして口笛を吹く君の
尖らせた唇の先に
僕は触れることもできないで
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