いのち乞い/まきしむ
4、50のババアに体を売りたい
それできっと同じになれる
河原で石を積み続ける君と
それを壊す人の中の鬼
壊れた人型 人間 ロボット
赤い雨が降り 僕の過去未来も全て
僕は何者でもなくそれでも
いい人のふりをしていたいだけ
河原で石を積み続ける君と
それを壊す怖い人達と
僕は違う種族なんだと
信じていたかったけれど
今もこうして
何処にも優れた人などいなく
ただ年を取り疲れた顔を上に向けて
誰のためなのかそれすらもわからず
足を運ぶ先も見えずに
今が楽しければいいとか何かのためで無ければと迷う心は捨てて
愛のために生きれるなら価値もあるかとふと信じてみたくなる瞬間に
君が自分のために生きれるか
そこに正しさはあるのかないのか
君が誰かのために生きれるか
そこに嘘はあるのかないのか
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