みめーと/初谷むい
内臓のやうなプルーン頬張つて「さうだよ。ぼくは無神論者だ」
貝殻を拾うみたいな浅いキス あくまでそれは未明のままで
箸がもし転がらなくて 君がもし消えたとしても ワラいますとも
はてしない日記のようにしんしょくをしてくださいね ちゃんと好きだよ
触りたく存じておるぞ 水金地火木土天海冥 あ いたい
ライターをしゅぼっしゅぼってそんなことしなくていいさどうせあなただ
まっまっまっなこなこ眼!なこんなこと ヤメロよそこは性器ではない
にのうでの仮名の甘さよ さくさくときみのさくさくぱんだの甘さ
夕日がとても奇麗でした。むにむにと君の睫毛とほっぺの光
だめにして。閉まったままの溶鉱炉おまえとならば潜れる筈だ
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