わがままノート/陽向
床の上で夜中に何時間もノートに何かを書いてました
それは小説と言ってもいいのかもしれないですが
とても人には見せられない 滅茶苦茶な小説でした
一日の睡眠時間は2時間で 夜中に滅茶苦茶な小説を書く
それをしていた頃は 生きていることに喜びを感じてました
今では世の中の文才たちを知り 何かを気にしながら書いてます
あの頃は 才能も何も関係なく 喜びを感じながら書いていました
1日10時間ほど書いてました
どうして そんなに喜びを感じながら書けていたのでしょうか
今の何倍も辛かったはずなのに
あの頃に戻りたくて ボールペンを手に取って 書いてみました
ダメでした
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