AUG.2004 断片/藤坂萌子
 
とつの感情だけで存在する瞬間、
バスタブの中でオフィーリアごっこをする



「元気になったね」「うん、そうだね」
でもね、あたし、リカバーしたって言うより、
なにか、べつのものになったのだと思う。
きっと、もう何回も死んだのだとおもう。
そういえば、
女の人になんか、なりたくなかった。

天国みたいな夢が見たい、って眠ったのに、
夢の中で、必死で「Miel」をつくってました。
あたし、はたらきものだーと思いながら、その日はずっと寝てた。

夏休みの宿題、提出〜


ね、あたしは、あの人を神さまにたくすしかないのかな。
すごく、
すごく、さみしい。
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