詩の試みー知りすぎている貧しさの中で mixi日記より 2010.12.9/前田ふむふむ
 
、人類が経験したことのない肉体を持ったのだと思います。
ここでは肉体とは、社会のことであり、詩人、例えば、僕との関係性のなかでの社会です。

でも、こうも考えられるのではないだろうか。

次から次へとあふれる言語と、その相対化を繰り返す社会。
だから、こういう時代だから、反復し続ける「存在」としての言葉を見つけることが、
いかに困難だからこそ、逆に、
社会における詩人の役割がなお一層、重要であるということではないでしょうか。

(演説みたいになってしまった)

なお、
「この薔薇は堅い」は、思いつきで書いたのですが、一見いいように思えたが、
なんかの広告かなんかのフレーズに使われたら、死んだ言葉です。
でも、死体にもなれない、
死体は、その存在から、詩的言語を持っているからです。


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