ディオと承太郎/yamadahifumi
 
トリグラフ、とかそんなカタカナ語

あるいはポストモダンを越える

ドゥルーズ的現象

全ては「差異」であり、だからーーー

「差異化」という現象は地球を覆う

でも、僕はふいにフーコーの禿頭は

どこだかの芸人に似ているな、と思ったりする

時を止めたり、また動かしたり

「ディオ」もまた忙しい事だと

僕の官能もまた頷いたりする

今、この詩を読んでいる人はすぐに

息を止めてください そしてその間だけ

「時」を止めてください あなたは今

「ディオ」なのですから

ちなみに僕は「承太郎」 僕の「スタープラチナ」は

輝ける時をもう一度止める

そう、僕の「スタープラチナ」は時をもう一度止める

あなたが止めた時を再び



………「そして、再び時は動き出す」

僕「そして、二度と止まる事はなかった」
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