僕がどれぐらいくだらない存在かって事/hash
 
のは悪い癖だと思ってるけどさ
でも わからないんだ

そうそう
最後にこれだけは言っておくよ
君の笑顔と優しさと仕草とそのタバコの匂いにうんざりしたのは本当なんだ
でも うんざりしただけで不快ではなかったんだ
そう むしろ心地よかったってのは本当の気持ちさ
ただの贅沢な悩みなんだよ

言ってみればただの他人でそこから特別になった人に思われて慕われて
僕は何てことを言ってるんだろうね
ほんと贅沢な悩みだよ
好きだった人が自分のことを好きだと言ってくれる
それがどれだけ特別なのか十分知ってたつもりなのに
でも仕方ない
そう思ってしまったから

でも まだ迷ってる
あぁ 多分最後までこの迷いは消えないんだろうなぁ
でも しょうがないよ
僕が欲しかったのは愛でも優しさでもなかったんだ
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