保護者の領分/ichirou
血のつながりの有無などは関係なく
子供の保護者としてこの社会に登録した者は
個人であれ行政に携わる者であれ
社会に監視され続け
何かあればすぐに疑われることが正しいと
覚悟しなければならないと思った
例えば
私や
私の妻が
近所の方
あるいは見ず知らずの方に
私たちが私たちの娘を虐待していると
言いがかりをつけられて
この社会に取り調べられたとしても
私たちは苦情を言うべきではないのだ
例えば
子供を保護する行政機関の行政官が
いかに職務を全うしていても
結果として子供の命を守れなかったら
給料泥棒と罵られても仕方がないのだ
それが嫌なら保護
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