【残】むしできない オムニバス三篇/るるりら
【 へびをたべる 】
神の島とよばれた うつくしい島で
雅楽が鳴り響き
とおい異国のとうい時代の文化を 今に伝えて いる
海原に浮かぶ舞台では 豪奢な衣装が翻り
還城楽という踊りが今に 伝えているのは
蛇を食べる人々が
この海の向こうにはおわしまして
見知らぬ人々の暮らしにもは
わたしたちのしらない喜びがあること
笙のしらべがいざなう
うつくしの島の ギーク伝承
へびを食べる うつくしい人々が
海の向こうには おわします
㊟*【還城楽】ゲンジヤウラク
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