星の夢/朧月
 
明日がくるのがこわい
もう何度目かのこんな想い
明日がこわいと感じるひとはどれぐらいいるのだろう

落ち着かせるためにいろいろしてみる
もういっそじっとしてみる
なにをしても時はとまらない
私は流されている

うまれた意味や生きる意味を
さがすために空をみる
そこにはこたえはないけれど
少しのヒントがあるようだ

夢はなんだったろう
あの頃の自分は
それを想うことでこわさをおしこめる

足もとが少しさむい
基礎がまたゆらいでいるようだ
あなたの方向を目で追う
そこにある一番光る星に祈る


戻る   Point(1)