星の夢/朧月
明日がくるのがこわい
もう何度目かのこんな想い
明日がこわいと感じるひとはどれぐらいいるのだろう
落ち着かせるためにいろいろしてみる
もういっそじっとしてみる
なにをしても時はとまらない
私は流されている
うまれた意味や生きる意味を
さがすために空をみる
そこにはこたえはないけれど
少しのヒントがあるようだ
夢はなんだったろう
あの頃の自分は
それを想うことでこわさをおしこめる
足もとが少しさむい
基礎がまたゆらいでいるようだ
あなたの方向を目で追う
そこにある一番光る星に祈る
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