6番目の三角数/
はなもとあお
に
親であることを
理解してくれる人がいないワンモア
わたしと同じように
ちいさなこどものさみしさや
恋するわたしのときめきや
お父さんの代わりをする男役の行動なんかを
みんな
ときどき
持て余す
バランスをとることを
愛と呼びたい
僅かなつながりの
ひとびとを支えに
母であることと
余分なものをたくさん持った
自分であることの
はざまで
わたしは詩と生きる
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