コンビニのない街から/
番田
何も浮かばない時
詩を書いた 僕
何か そうだった
何かが浮かぶと思った
風が 強い日
扉を 部屋へと 開ける
乾いた 手で
中に入り
窓の外を見る
揺れる 草木を
見る 心を
揺らす 風の 窓ぎわで
将来のことを 思う
時間は もう
残されてはいないのだが
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