わかれのうた/itukamitaniji
 
わかれのうた

お別れの準備をしている 心ではもうすぐだって気付いてても
何食わぬ顔で会える友達 何だかちょっと不思議な気分だな

こんなの僕には似合わないな 鏡の前に立って練習している
なるべく後を濁さないように 最後にどんな綺麗な言葉を言おうだとか

時が来れば驚くほどに
自然に人はひとりぼっちになって

これが未来なんだよって 少しだけ嘘をついて
また歩き出すのさ そういう風にできているのさ


残すものと捨てるもの 或いはそのどちらにも分けられないもの
片付かずむしろ散らかるばかり またいつか使うだろうが口癖で

ごちゃごちゃなまま箱に詰め込んだ
結局
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