ふいに思う日/
番田
家に帰りたいと
思う僕は道に
部屋すらも見えなかった
部屋で 立ち止まった時に 道の
山の中を流れる世界に
心の中で 指を 触れながら
歩き続けたその掌で
色々なことを考えながら
考えの中を 歩いてきた気がする
街で殴られたときに
目に見えた物は
肉の万世に陳列するような食べ物だった
コンビニの冷凍のハンバーグを食べたけれど
PCはまだ胃の中を満足させられた
あのころはまだいくらかの商売になった
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