空には星が/もっぷ
 
夕日が沈むよ
きょうが死ににゆくよ
西が自分の墓場だと
ちゃんと知っているんだね

私には自分がわからない
舵取りもできない
そしていつかはこのまま
失ったまま終わるのだろうか

夜が訪れて
空にはいくつかの星が
星なんてみえないとよそ者に
軽く言われてる
この空には
いくつかの星が
まるであの子のように
ほら、
いのちがけで輝いている


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