罪悪感/
自転車に乗れない女の子
言葉も
心も
要らないわ
偽物の
熱で
あたしを
安心させてよ
なりすました手から
たとえ嘘が
溢れたとしても
今はただ
握ったあなたの手が
あたしには温かすぎる
愛も
恋も
わからないわ
機械みたいな
熱で
あたしに
触れてよ
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