眠る/四角い丸
 
まぶたをおろし、からだをまるめ
柔らかな布団にくるまり
暗くて寒い夜だとしても
夢に落ちれば孤独さえ感じることはない
喧噪から離脱したひとびとは
みな子宮の思い出に還る 夜の間だけ


戻る   Point(5)