La luce/
織部桐二郎
小さな村の天主堂
白い雪華飾るさなかを
天使のひとり舞いおりて
クリスマス祝う人々
共に讚美の歌を奏でる
天使は老いた牧師のもとに
み言葉とどけよき生きざまを称えつつ
村人たちとさいわいを
恒にせよとぞ告げたりき
笑む幼子に祝福を
老い人たちに安らいを
約して天つ国さして
天使再び飛び帰る
天主堂オルガン奏で
讃歌は絶えず
聖夜明るく果てはなし
あな村人にさいわいあれ
クリスマス幸に充ちたり祈れかし
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