La luce/織部桐二郎
 
小さな村の天主堂

白い雪華飾るさなかを

天使のひとり舞いおりて

クリスマス祝う人々

共に讚美の歌を奏でる

天使は老いた牧師のもとに

み言葉とどけよき生きざまを称えつつ

村人たちとさいわいを

恒にせよとぞ告げたりき

笑む幼子に祝福を

老い人たちに安らいを

約して天つ国さして

天使再び飛び帰る

天主堂オルガン奏で

讃歌は絶えず

聖夜明るく果てはなし

あな村人にさいわいあれ


クリスマス幸に充ちたり祈れかし
戻る   Point(1)