星間連絡船/星☆風馬
 
              鳥は青空を載る
        あたらしく息づくうずまき
             ぐるぐルグル

         なりなりなりなり
        鳴り成る鳴れ鳴れ
       るるるるるるるる
      れれれれれれれれ

 「個性」
 君がこの世に生まれ出たとき
 太陽は惑星たちの挨拶をうけていた
 その日から君はすくすく育ちはじめた
 生まれたときの法則に従って
 君はかく定められ己から逃げられない
 古の巫女も予言者も言っていた
 いかなる時も、いかなる力も破壊できない
 生成し発展してゆく刻印された形相を


    朗読とは詩人と対話することだ。
    人は詩を朗読し詩人という人を見る。
    詩人が何を思っているか、詩人の世界を垣間見る。
    人は詩を朗読し、そこで詩人は「私」と対話している。

    詩人から託されたもの
   神より託されたもの

 わたしが託したもの
あなたから託されたもの

異神と異神が釣り合うとき
そこに青い星間連絡船が行き来する
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