原始反射でゆめをみる/
うわの空。
珈琲を飲む時間を惜しんで
紙に踊ることばを
オーディションしている
ボールペンの先を
数本、スプラッタにしたが
レターセットの封筒を
数枚、天涯孤独にしたが
ダンサーの調子が
悪いな
自分との戦、は
精神世界で
蹴りがついてしまう
そう、
君とライバルに在るのは
僕にとって
「生まれて始めて」という
事柄、すべてなんだ
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