残響/itukamitaniji
ばたいていった
覚えているよ 自分がたどった道くらい
必ず届けるよ この旅路の何処かで迷える僕へと
地図にない道に迷って 疲れ果てた体が一つ
変わり続けた心に 変わらない声が響く
それは近い未来からの 時を越えた手紙みたいに
「ここまで来れるさ 僕が言うんだ、間違いないだろ」
過去からの僕の声 未来からの僕の声
ずっと残っている ずっと響いている
過去からの君の声 未来からの君の声
いつだって君を救うのは 誰かのじゃない
時を越えてやってきた 君の声だ
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