詩人である事に誇りを持とう/yamadahifumi
詩人である事に誇りを持とう
皆に詩人(笑)と馬鹿にされている事に
世の中に全然必要とされていない事に
理系の奴に笑われて、同窓会の時に
恥ずかしい思いをする そんな僕達に
そんな風に詩人であるという事に
僕達は絶大な誇りを持とう
親や教師や上司や友人から嫌われ気味で
彼女から「もっと稼げよ」と文句言われている僕ら
あるいは、そんな人間関係が全然存在しない僕ら
そんな僕ら・・・詩人は自分達が詩人である事に
とても素敵な誇りを持とうではないか
何故って、僕らは神の寵愛を受けているから
誰にも見える事のない、神の光を受けてキラキラと輝く
あの六月の朝を直視する事ができるのだから
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