目覚め・・・/tamami
 
朝の目覚めと同時に両腕をひっぱり
起こしてくれた貴方はここにいない
珈琲の香りが漂い部屋を充満した頃
私が起き上がるのは貴方が居たから

優しい微笑みを浮かべ輝いて見えた
いつも変わらない貴方はもういない
珈琲の香りが漂い部屋を充満しても
貴方の居ない部屋はこんなにも空虚

だが時々振り向いて私を見て欲しい
あの時のようにあの朝の日のように
カシミアの毛布に包まれて目覚める
私の両腕を優しくひっぱって欲しい

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