正義論/はなもとあお
【正義論】
プラトンのいう
魂における
欲望の部分・理性の部分・気概の部分
すなわち、節制・知恵・勇気
それらが適切なバランスをもった全体を構成する時、正義が実現されるという
生き方は個人の価値感の問題
多様で
自由な生き方に
社会的条件としてもたらされるルール
慣習、平等、法、秩序などと結合する基本概念
異質な人々が共存するための
規範的、道徳的、価値の
ありかたは
どの地点でバランスを保つだろう
多数決という数字に左右されながら
何を見て
何を評価し
何をものさしに
自分の位置を正しさとつきあわせるの
正義の二原理
人間
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